食道楽
村井弦斎著
春の巻
夏の巻
秋の巻
冬の巻
日露戦争が近づいていた明治30年代のなかば、
流行作家の村井弦斎は報知新聞に長編料理小説を連載しました。
題名は『食道楽』、当初は、くいどうらく、と発音、後世になって、
しょくどうらく、と呼ばれるようになりました。
小説でありながら、全編これ食い気と料理法のシーンがあふれ、
希代の珍書の名をほしいままにしました。
とくに当時の西洋料理に関する記述は、驚くべき豊富な情報量を内包し、
現代でも全く色あせておりません。
柴田書店からは1976年に全4巻の増補注釈復刻版を刊行、
ほぼ四半世紀ぶりに、ここに電子ブック版を掲載開始します。
(原典では漢字に総ルビが振ってありますが、ここでは省略しました。)

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